美寿思のこだわりと想い
美寿思のこだわり
美寿思の店内空間
地上二百メートルの絶景
カレッタ汐留46階、地上200mに位置する美寿思は、幻想的な東京の夜景とともに旬の握り鮨を堪能できる特別な空間です。眼下には皇居、銀座、東京駅、日本橋、スカイツリーなど、東京を象徴する街並みが広がり、夏には神宮や隅田川の花火が彩りを添えます。都会の喧騒を忘れ、特別なひとときをお過ごしください。
個室で味わう贅沢な時間
昼間には筑波山や秩父連山、南アルプスの山並みが一望できる美寿思の窓際席。2名専用の窓際席が4卓用意され、6~12名で利用可能な貸切個室も完備。地上200mから広がる絶景とともに、大切な人との特別な時間を演出します。壮大な景色を眺めながら、美寿思ならではの旬の握りを心ゆくまでお楽しみください。
和酒・洋酒と鮨が奏でるマリアージュ
マリアージュ
外国の食文化と日本の食文化の融合「マリアージュ」。それは口の中で完成します。日々の仕入れ状況によって変わる鮨や料理に最適な組み合わせを提案。食材はもちろん、お客様の好みや状態に合わせてその瞬間を演出することは鮨の提供と同様です。板前による最高の鮨とソムリエによる最高のワインで味わう最高のマリアージュ体験をご堪能いただけます。
寿司×ワイン
江戸前伝統の赤酢で仕上げたコクと香りの効いたシャリやそれぞれの鮨ネタに合わせた仕事にこだわる熟練の腕を持つ板前と、絶妙なワインとのマリアージュ。冷えたシャンパンから始まり、白身や小肌には白ワイン、マグロには赤ワインを。
江戸前寿司の始まりと美寿思の伝統
美寿志から続く伝統継承
美寿思は、1855年創業の老舗寿司店「美寿志」を現代に寄せた寿司店です。美寿志(みすじ)は、1855年、現在の東銀座にあたる木挽町で創業しました。握り鮨が「握早漬」として江戸中で評判となり、寿司文化が花開く中、参勤交代制度による文化交流が地域特産品の流通を促進。藩の料理人・小池又三郎が生み出した、酢で味付けした魚と小さなご飯を組み合わせた新しい鮨は、庶民にも広まりました。この伝統を受け継ぐ美寿志は、「美味で美しい寿司を末永く提供する」という創業者の志を大切にしています。
寿司文化と美寿志の軌跡
美寿志は、握り鮨の基礎技法「本手返し」を完成させ、現代の江戸前寿司文化の礎を築きました。この伝統は後に多くの名店を生み出し、「銀座久兵衛」の初代親方の今田壽治氏、「寿司幸本店」の二代目杉山宗吉氏、「日本橋寿司金」の鈴木守氏なども美寿志出身の職人です。昭和初期には保存技術の進歩で刺身と酢飯を組み合わせた現代の江戸前寿司が全国へと広まりました。美寿思が紡ぐ、江戸の味と文化が息づく握り鮨をご堪能ください。